丑三つ時というのを聞いたことはありますか?
この時間にはしてはいけないことがあるようです。
さっそく調べてみました。
この記事でわかることは、
・丑三つ時とは?
・丑三つ時にしてはいけないこと
・丑三つ時は危険な時間?
このようになっています。
どんなことをしてはいけないのでしょうか。
丑三つ時とは?
丑三つ時は、日本の伝統的な時間表示において、夜中の2時から2時半頃を指します。
この時間帯は、日本の民間伝承や文化の中で「魔がさす時間」とされ、怪異や妖怪が
現れやすいとされる時間帯です。
また、丑の刻とも言われ、この時間には呪術や祈祷が行われることもあったと伝えられています。
このように、丑三つ時は日本の民間信仰や怪談話において重要な役割を担っており、
多くの伝説や物語にその名が登場します。
丑三つ時にしてはいけないこと
丑三つ時、またの名を魔がさす時間とも呼ばれるこの時間帯には、
特定の行動を避けるべきとされる伝統や信仰が存在します。
トイレに入らない
古来から、トイレは汚れを象徴し、悪霊や妖怪が集まる場所とされています。
丑三つ時にトイレを使用すると、不浄なものと遭遇するリスクが高まるとされています。
鏡を見ない
鏡は異界と現世をつなぐポータルとされ、丑三つ時に鏡を見ると幽霊や自分の霊と遭遇する可能性があると言われています。
外出を控える
丑三つ時に外に出ると、妖怪や悪霊に遭遇しやすくなるため、安全のために家の中に留まることが推奨されます。
名前を呼ばれても振り返らない
誰かに名前を呼ばれても振り返ると、それが幽霊や悪霊の呼び声である場合があり、
振り返ることで霊に取り憑かれるリスクがあるとされています。
大声で笑わない
夜中に大きな声を出すことは、悪霊を引き寄せると考えられています。
特に丑三つ時は霊的な活動が活発になるため、大声で笑うことは自らを霊の目に留めさせる行為とされています。
丑三つ時は危険な時間?
丑三つ時が特に恐れられる理由にはいくつかの要素があります。
まず、この時間帯は中国の陰陽五行思想において「陰」が最も強いとされ、
静寂が深まる中で「常世(あの世)」とつながりやすいとされています。
さらに、丑三つ時は十二支で鬼門、つまり邪悪な力が出入りする北東の方角に当たります。
この時間帯には、伝統的な呪いの儀式「丑の刻参り」も行われることがあり、
呪いを成就させるためには丑三つ時に特定の儀式を行うとされています。
これらの文化的・神秘的な要素が組み合わさり、丑三つ時は他の時間帯よりも
特に危険で恐ろしいとされてきました。
丑三つ時に目が覚めるのは
人間の睡眠は90分から120分の周期でREM睡眠とノンREM睡眠が交互に訪れ、
丑三つ時にはこのサイクルが一巡して浅い睡眠状態になるため、目覚めやすくなります。
また、夜間の体温の自然な下降も睡眠を浅くする要因となります。
環境的な影響としては、外部の騒音や光の変化、不快な寝具が睡眠の質を低下させることがあります。
さらに、精神的なストレスや不安が夢や悪夢の形で現れたり、
丑三つ時に関する民間信仰や伝承が無意識に心理に影響を及ぼして目を覚ますことがあるため、
これらの要因が組み合わさって、特定の時刻に目が覚める現象が起こります。
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まとめ
今回は丑三つ時にしてはいけないことについてお届けしました。
この他にも盛り塩をしてはいけない、お経を唱えてはいけないなども
あるようですね。
丑三つ時にはなるべく目を覚ましたくないものです。