花魁淵は、美しい名前とは裏腹に、恐ろしい噂が絶えない心霊スポットとして知られています。
その場所にはかつて悲しい出来事があり、多くの人々が命を落としたといわれているんです。
そのため、現在は立ち入り禁止となっているようです。
この記事でわかることは、
どのような恐怖がある場所なのでしょうか。
花魁淵とは?
【今日の豊平川の様子】
— あゆ (@sapporo_ayu) November 4, 2023
~花魁淵にて~
紅葉も少しずつ、色褪せていき、冬に1歩ずつ近づいてる気がします☃️ pic.twitter.com/3tb5SrxYxG
花魁淵は、山梨県甲州市塩山一之瀬高橋にある滝と史跡です。
場所はこちらになります。
国道411号旧道沿いに位置し、甲州市と北都留郡丹波山村の境目にあります。
地元では「銚子滝」と呼ばれ、戦国時代に起きた悲劇に由来する名前だと伝えられています。
花魁淵が立ち入り禁止の理由
Wikipediaによりますと、花魁淵は山梨県甲州市の国道411号沿いに位置していましたが、
険しい地形と崖崩れによるたびたびの通行止めが問題となっていました。
そのため、2011年11月21日に複数のトンネルを含むバイパス道路が開通し、
花魁淵前の道路は旧道となりました。
同時に旧道は厳重に閉鎖され、立入禁止となっています。
現在は花魁淵に近づくことはできず、山梨県による廃道化工事が予定されています。
危険ということでいけないということのようですね。
花魁淵の怖い話
戦国大名・武田勝頼は、軍資金を得るために金山衆(鉱夫)を雇い、
その慰安のため遊女を連れてきました。
しかし、金山の情報が漏れるのを防ぐため、用済みとなった遊女たちを山中に呼び寄せ、
崖から突き落として殺害したと伝えられています。
多くの遊女は転落死し、近隣の村人たちに手厚く葬られましたが、
数名が負傷しながらも逃げ延びたといいます。
これに気づいた勝頼は、領内の村人に「遊女を匿えば死刑」と厳命。
助けを求めた遊女たちに対し、村人たちは「自分たちも危険に晒される」として拒絶しました。
遊女たちは「末代まで祟ってやる」と言い残し、その後傷が悪化して命を落としたとされています。
以来、この場所では遊女の幽霊が目撃されるようになったと言われています。
女の霊に呼ばれる?
花魁淵では、手招きをする女の霊など、奇妙な現象が多数報告されています。
川の中に襦袢姿の女性が立っていたり、足のない女性や花魁姿の女性が手招きして
きたりするなどの目撃談があり、周辺には遊女たちの霊が今も
彷徨っているのではないかと噂されています。
また、ここの近くのキャンプ場でも目撃されることがあるようです。
遊女だけでなく、この地域で事故や自殺で亡くなった女性たちの霊も
さまよっている可能性があると考えられています。
心霊写真も
花魁淵では、夜になると暗闇の向こうから歌声や叫び声が聞こえるという噂があります。
また、心霊写真が撮れる場所としても有名で、昔から
「花魁淵の写真だけ現像できなかった」といった話が語られてきました。
現在でも、黒い人影やオーブが写真に写り込むことがあると言われており、
この場所に霊が多く存在していることを意味しているようです。
看板は読んだらいけない?
花魁淵には、この場所の詳細を記した看板が設置されています。
しかし、この看板を最後まで読むと祟られ、帰り道で交通事故に遭うという噂が広まっています。
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まとめ
今回は山梨県の花魁淵についてお届けいたしました。
ここでは昔の悲劇的なことから心霊スポットなっています。
立ち入り禁止は現在はわかりませんが
行かないほうがいい場所ですね。